スワップポイントとは、通貨間の金利差を調整する際に生じる利益もしくは損益のことです。銀行に預けておけばもらえる利息のような位置づけですが、マイナスになることもあります。
基本的な考えとしては、高金利の通貨を低金利の通貨で買えば、両通貨の金利差により、スワップポイントを受け取れるということです。
スワップポイントは、FXの取引画面で「SW」などと表記されることもあり、通貨ペアの「売り」と「買い」それぞれに表記されています。その「売り」と「買い」のどちらかがプラスで、もう片方がマイナスになります。
スワップポイントがプラスの場合は、そのポジションを持つ日数が多くなればなるほど、スワップポイント分の利益が増えますが、マイナスの場合は、その逆で、そのポジションを持つ日数が多くなるほど、スワップポイント分の損をすることになります。
スワップポイントは毎日変動します。それほど急激に変わることはほとんど無いですが、特にスワップポイントが少ない場合だと、プラスとマイナスが逆転してしまうこともありえます。
スワップポイントの額は、FX会社によって異なります。「スワップポイントカレンダー」というものがほとんどのFX会社によって公表されていますので、それを見てスワップポイントを確認することができます。
スワップポイントは原則的に毎日発生します。ただ、FX会社によっては、水曜日に金・土・日曜日分のスワップポイントがつくこともあります。
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