外国人投資家とは?日本株市場に大きな影響を与える存在を解説

ミステリアスなタイトルをつけてしまいましたが、 そんなサスペンスめいた内容の記事ではありません。

経済の記事を読んでいると目にする 「外国人投資家」とは、 どういった存在なのでしょうか。

現在では、 株式市場を語るうえで、 外国人投資家の存在を無視することはできません。

日本株市場では、 外国人投資家の売買比率が非常に高い状態が続いており、 相場全体へ与える影響も大きくなっています。

外国人投資家の正体とは?

外国人投資家の正体は、 主に海外の機関投資家です。

例えば、

  • 年金基金
  • 政府系ファンド
  • 投資信託
  • ヘッジファンド

など、 巨額の資金を運用する組織が含まれます。

日本の年金も、 一定の比率で国内外の株式を購入して運用されていますよね。

同じように、 海外の年金基金や政府系ファンドなども、 日本株をポートフォリオへ組み入れているのです。

なぜ外国人投資家は日本株を売買するのか?

こうした機関投資家は、 一定の比率で各国の株式をポートフォリオへ組み入れています。

例えば、 日本株の比率が一定割合より低くなれば日本株を買い、 逆に高くなれば売ることで、 ポートフォリオ全体の比率を調整します。

このとき参考にされるものの1つが、 世界の株式市場における各国市場の構成比率です。

その代表例として知られているのが、 MSCI(Morgan Stanley Capital International)が算出する 「MSCI指数(MSCI Indices)」です。

多くの海外機関投資家が、 このMSCI指数を参考に資産配分を行っています。

MSCIについては、 以下の公式サイトも参考になります。

MSCI公式サイト

外国人投資家は日本市場へ大きな影響を与える

東京証券取引所(JPX)が公表している投資部門別売買動向を見ると、 外国人投資家が日本株市場に大きな影響を与えていることが分かります。

外国人投資家による大規模な買い越しや売り越しは、 日本株市場全体の方向感に影響を与えることも少なくありません。

例えば、

  • 世界景気への期待
  • 円安・円高
  • 金利動向
  • 世界的なリスク回避

などによって、 外国人投資家の資金が日本市場へ流入したり、 逆に流出したりすることがあります。

JPXの公式サイトでは、 投資部門別売買動向などを確認できます。

日本取引所グループ(JPX)公式サイト

外国人投資家の動向は重要なテーマ

このように、 「外国人投資家」とは、 単なる海外の個人投資家ではなく、 世界中の巨大な資金を運用する機関投資家を中心とした存在です。

そして、 その売買動向は、 日本株市場全体に大きな影響を与えています。

日本株市場を理解するうえで、 外国人投資家の存在は、 非常に重要なテーマの1つと言えるでしょう。