四半期決算とは?中間決算・上方修正・下方修正と株価への影響をわかりやすく解説
上場企業は、「決算」とは別に、年間の途中結果も発表する義務があります。
この途中結果は3か月ごとに発表されるため、「四半期決算」と呼ばれます。
四半期決算は、企業の業績や成長状況を確認するうえで非常に重要であり、株価にも大きな影響を与えます。
四半期決算とは?
四半期決算とは、企業が3か月ごとに発表する業績報告のことです。
英語では「quarterly results」や「quarterly earnings」などと呼ばれます。
投資家は、この四半期決算を通じて、企業の売上や利益が順調に伸びているかを確認します。
四半期決算のスケジュール
3月決算の企業の場合、一般的には以下のようなスケジュールになります。
| 期間 | 内容 | 発表時期の目安 |
|---|---|---|
| 第1四半期 | 4月〜6月 | 7〜8月頃 |
| 第2四半期(中間決算) | 4月〜9月 | 10〜11月頃 |
| 第3四半期 | 4月〜12月 | 1〜2月頃 |
| 本決算 | 4月〜翌3月 | 4〜5月頃 |
9月締めで11月頃に発表される第2四半期決算は、「中間決算(half-year results)」とも呼ばれます。
なぜ四半期決算が重要なのか
投資家や機関投資家は、四半期決算を通じて企業の最新状況を確認します。
特に、売上や利益の伸び、今後の見通しなどは株価に大きな影響を与えます。
決算発表の内容次第では、株価が1日で大きく上昇したり下落したりすることもあります。
上方修正とは
四半期決算の際、企業は以前に発表していた業績予想を修正することがあります。
業績が予想より良くなりそうな場合は、「上方修正」と呼ばれます。
一般的には、上方修正は好材料と受け止められ、株価上昇要因になりやすいです。
下方修正とは
一方、業績が予想より悪くなりそうな場合は、「下方修正」と呼ばれます。
下方修正は市場にネガティブに受け止められることが多く、株価下落要因になる場合があります。
決算発表で投資家が見るポイント
- 売上や利益が成長しているか
- 会社予想を上回ったか
- 今後の業績見通し
- 上方修正・下方修正の有無
- 市場予想(コンセンサス)との差
また、決算分析では、 損益計算書(P/L) や キャッシュフロー計算書(C/F) 、 貸借対照表(B/S) なども合わせて確認することが重要です。
まとめ
- 四半期決算は3か月ごとの業績発表
- 株価に大きな影響を与える
- 第2四半期決算は「中間決算」とも呼ばれる
- 上方修正は好材料、下方修正は悪材料になりやすい
- 投資家は利益成長や今後の見通しを重視する