板情報とは?売気配・買気配・気配値の見方をわかりやすく解説

ネットで株取引をする際には、 個別の株の情報を閲覧すると、 「板情報」と呼ばれるものが表示されます。

通常は、 3列の表のような形になっており、

  • 左側:売気配の株数
  • 中央:気配値
  • 右側:買気配の株数

を表しています。

この板情報を見れば、 「どの価格にどれだけの注文(指値注文)が入っているのか」 を確認することができます。

板情報のイメージ

例えば、 板情報は以下のように表示されます。

売数量 気配値 買数量
300 1,030円
500 1,020円
200 1,010円
1,000円 100
990円 400
980円 600

上側には「売りたい人」の注文、 下側には「買いたい人」の注文が並びます。

つまり、

  • 1,020円で500株売りたい人がいる
  • 990円で400株買いたい人がいる

という状況が分かるわけです。

板情報に注文はどう表示されるのか?

例えば、 あなたが 「1000円で100株」 の買い注文を出したとします。

すると、 気配値1000円の買数量が100株増えることになります。

逆に、 100株の売り注文を出すと、 売数量が100株増えます。

このように、 板情報を見ることで、 現在どの価格帯に注文が集まっているのかを把握できます。

指値注文と成行注文の優先順位

指値注文では、 同じ価格の注文同士で売買が成立する場合、 先に出された注文から売買が成立していきます。

一方、 成行注文は価格を指定しないため、 通常は指値注文よりも優先して約定しやすい注文となります。

そのため、 「とにかく今すぐ売買したい」 場合には、 成行注文が利用されることがあります。

「歩み値」との違い

なお、 板情報では、 その時点での注文状況が表示されますが、 「どのような流れで現在の株価に達したのか」 は分かりません。

そういったことを知りたい場合は、 「歩み値」と呼ばれる、 株価の推移を時系列で示した情報を見るとよいでしょう。

板情報は「現在の注文状況」、 歩み値は「実際に成立した取引履歴」 と考えると分かりやすいです。

「特別気配」とは?

板情報では、 まれに「特」という記号が表示されることがあります。

これは 「特別気配」 と呼ばれる状態です。

特別気配は、 買い注文または売り注文が一方向へ大きく偏っている状態を表しています。

この状態では、 株価が大きく動く可能性があります。

自分が保有している株に 特別買い気配が現れれば、 株価上昇への期待が高まります。

逆に、 特別売り気配が現れると、 株価下落への警戒感が強まります。

「S」はストップ高・ストップ安

また、 「S」というマークは、 ストップ高、 もしくはストップ安を表します。

ストップ高とは、 値幅制限まで株価が上昇した状態です。

一方、 ストップ安とは、 値幅制限まで株価が下落した状態を意味します。

板情報を見ることで、 市場参加者が現在どのような価格を意識しているのかを知ることができます。

特に短期トレードでは、 板情報は非常に重要な情報の1つです。

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