FXでは、取引画面に2つの値が表示されています。
例えばこんな感じです。
さて、この画面において「BID」と「ASK」の記載があるのに気づきましたか。
今回は、この「BID」と「ASK」についてわかりやすく説明します。
BID(ビッド)の意味
BID(ビッド)とは、「売値」のことを指します。
つまり、ある通貨を「売る場合のレート」のことです。
上記画像の「ドル円(USD/JPY)」相場であれば、「ドルを売って円を買う」ということです。
ASK(アスク)の意味
ASK(アスク)とは、「買値」のことを指します。
つまり、ある通貨を「買う場合のレート」のことです。
「ドル円(USD/JPY)」相場であれば、「ドルを買って円を売る」ということです。
なぜBIDとASKの2つのレートがあるのか
それでは、なぜBIDとASKの2つのレートが存在するのでしょうか。
FXのように、BIDとASKの2つのレートがある表示を「2 way price(ツーウェイプライス)」と呼びます。
そして、BIDとASKの差を「スプレッド」と呼びます。
なぜスプレッドが存在するか、というと、その理由は…
ズバリ「スプレッドがFX会社の利益となる!」
からです。
FXを取引する際、手数料など払っていませんよね?普通は払っていないと思います。
なぜなら、スプレッドが実質的な手数料となっているからです。
そして、私たちがFXで取引する際、売りから入るにしても、買いから入るにしても、スプレッドの分だけ損をしていることになります。