投資をする際に、判断材料として「EPS」という指標が使われることがあります。
さて、この「EPS」とは一体何なのでしょうか。
EPSは「1株当たりの利益」
EPSは、英語の Earnings Per Share の頭文字を取ったものです。
EPSは、日本語で「1株当たり純利益」などと訳されます。
EPSの算出方法は、企業の純利益を発行済み株数で割る、というものです。
つまり、以下の式で導き出されます。
EPS = (当期)純利益 ÷ 発行済み株式総数
EPSが高いほど、その企業は大きく儲かっているということになり、企業の収益性を測るために使われます。
なお、上記式を見れば分かるように、純利益が高くなるだけでなく、発行済み株数が減ることでも、EPSは高くなります。